日本で生まれ、生活していくにはお金が必要です。ほとんどの方はアルバイトなどから始めて、その時に人生で初めて労働収入を得ます。
会社の正社員になると毎月月給がもらえるようになります。大学卒の日本のサラリーマンの生涯賃金は2億8千万円と言われています。
働いている間は給与所得があり、仕事を辞めてからもある一定の社会保険料、国民年金を支払っていれば現在は60歳から年金が支給されます。
その年金も国民年金と厚生年金があります。社会保険は一般企業に勤めているとこちらになります。一方、国民年金は個人事業主の年金ですが、昔の考えでは個人事業主は一般企業みたいに定年がなく、一生稼ぎ続けていけるとされているので、掛け金は少ないので、もらえる金額も少なくなります。
しかし、現在の日本は平均寿命が10年延びているので、国民年金の方は年金支給額だけでは働かずに生活をしていくのは厳しい現実があります。
一昔前や、若い方はよく社会保険が高いから払いたくないとか、国民年金が安いからそのほうがいいという方がいますが、60歳以降になって年金を貰えるようになって、初めて国民年金より、厚生年金の方が良かったと感じるのです。
現在の国民年金の支給額は生活保護の金額より少ないケースがあるのです。