金融商品の一つに「保険」があります。保険は将来発生する事故や災害、病気、死亡などによって生じる財産上の損失を保障するものです。おそらく日本人のほとんどの方が何かしらの保険に入っているかと思います。
保険には支払った保険料が返ってこない「掛け捨て」のタイプと、保険料の払い込みが終了するまで何事もなかった場合に満期返戻金が戻ってくるタイプの保険などがあります。
また、あらかじめ満期を決めておいて満期保険金を受け取る貯蓄型保険もあり、養老保険や個人年金保険、学資保険などがこれに当たります。
個人向けの保険商品は大きく3つで、死亡した時に支払われる死亡保険、一定の医療にかかった時に使える医療保険、災害が起きた時に使う災害保険があります。
保険は家計の中で、家、車についで大きな買い物になります。保険会社の勧める商品を全部買ってしまって、日々の生活、老後の生活が出来なくなってしまっては本末転倒です。保険も今の自分に本当に必要なのか?将来のために今この保険で大丈夫なのか?という事を真剣に考えなければなりません。
お金持ちで、どんな保険に入っていても生活が苦しくない方はどんどん保険に入ればいいですが、おそらくお金持ちの方は保険に入らなくても、名に合合っても自己資金で補えるので保険に入ってないと思います。
逆にそういったお金持ちの方より収入の低い一般の方ほど沢山保険に入っていて、その毎月の保険料が生活を圧迫している方々も多いのが現実です。
日本では保険に入るのが当たり前とされていますが、経済先進国トップのアメリカですら半分くらいの方しか保険に入っていないとされています。
確かに保険はもしものためですが、毎月の家計が苦しくなったり、貯金が出来ないようでは意味がありません。
保険も最低限払える、今必要な保険を選ばなければならないのです。